阿部香菜の出身高校

阿部香菜 スポーツ選手

阿部香菜卒業高校

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1050位 / 2530人中 スポーツ選手別偏差値ランキング

生年月日

1988年4月25日生まれ

血液型

A型

阿部 香菜（あべ かな、1988年4月25日 - ）は、宮城県石巻市出身の日本の元柔道選手。身長は160cm。階級は63kg級。得意技は内股。組み手は左組み。段位は参段。血液型はA型。

柔道は姉の影響で3歳の時にみなと柔道会で始めた。渡波中学3年の時に全国中学校柔道大会70kg級で5位になった。東北高校に進むと、階級も63kg級に変更した。3年の時にはインターハイで2位となった。高校卒業後は三井住友海上に入社した。2010年のワールドカップ・ブダペストでは優勝を飾るものの　その後の体重別では初戦で敗れた。2011年にはワールドカップ・オーバーヴァルトで2位だったものの、体重別では準決勝で2010年の世界選手権2位の田中美衣、決勝では谷本育実を破り優勝を果たして世界選手権代表に選ばれた。

東日本大震災で石巻市にある阿部の実家の1階が津波による浸水被害を受けるなどして、阿部は当初は柔道の練習どころではなかったものの家族の無事が確認できたことにより「家族のために優勝する」と気持ちを切り替えて今大会に挑み、見事に優勝を果たした。

この件では海外のマスメディアでも言及されることとなった。

6月のグランドスラム・リオでは強豪選手を悉く破って優勝を果たしたものの、8月の世界選手権では初戦で左肘を脱臼して棄権負けを喫した。

2012年には復帰して、10月の世界団体では優勝メンバーの一員になると11月の講道館杯では初優勝を飾った。12月のグランドスラム・東京決勝では、講道館杯で破った松商学園高校2年の津金恵に有効で敗れて2位にとどまった。

2013年5月の体重別では了徳寺学園の田中を指導2で破って今大会2年ぶり2度目の優勝を飾って世界選手権代表に選ばれた。ランキング上位選手で競われるワールドマスターズでは、決勝でイスラエルのヤーデン・ジェルビと対戦し開始早々から巴十字を極めて優勝を飾った。8月の世界選手権では準決勝でジェルビの前に片羽絞で敗れると、3位決定戦でもオランダのアニカ・ファンエムデンの前に技ありで敗れて5位にとどまった。一方、団体戦では優勝を飾った。11月のグランドスラム・東京では準決勝で韓国の丁多雲と対戦して、小内刈で技ありを取った後に内股で一本勝ちした。決勝ではコマツの田代未来を指導3で破って優勝を飾った。なお、準決勝では寝技の攻防の際に丁多雲が阿部の右手に噛み付くような動作を見せたとも報じられた。2014年1月にはECCO柔道チームチャレンジ2014 ヨーロッパ対アジアにアジアチームの一員として出場した。昨年の世界選手権で敗れたファンエムデンとの対戦となったが、肩固で一本勝ちした。2月のグランプリ・デュッセルドルフでは3位にとどまった。4月の体重別では初戦で敗れて、世界選手権代表の座を逃した。7月のグランドスラム・チュメニでは優勝を飾った。9月のアジア大会では3位に終わった。団体戦では決勝の韓国戦で一本勝ちするなどしてチームの優勝に貢献した。12月22日には世界選手権の66kg級を3連覇しているパーク24所属の海老沼匡と結婚したことを発表した。また、阿部は三井住友海上を退社するとともに全柔連に強化指定選手の辞退届けも提出して現役を引退することになった。

(これ以降は全て63kg級での成績)

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