西勇輝の出身高校
西勇輝 プロ野球選手
- 西勇輝卒業高校
- 菰野高校 偏差値 三重県高校偏差値ランキング
- プロ野球選手ランキング
- 4667位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1990年11月10日生まれ
西 勇輝(にし ゆうき、1990年11月10日 - )は、オリックス・バファローズに所属するプロ野球選手(投手)。
愛称は「西のユウちゃん」。
三重県三重郡菰野町出身。三重県立菰野高等学校では2年生の時からエースとして活躍。2年の夏の三重県大会は決勝まで進み、三重県立宇治山田商業高等学校と決勝で対戦するが中井大介にバックスクリーンへ本塁打を打たれるなど4失点し敗北。3年夏は再び県大会決勝で宇治山田商業と対戦、5-2で勝利して第90回全国高等学校野球選手権記念大会に出場を決めた。選手権では1回戦で橋本到擁する仙台育英と対戦するも1-4で敗れ、初戦敗退となった。なおこの試合では橋本に5安打を打たれている。
2008年度ドラフト会議でオリックスから3位で指名を受け入団した。
新人の2009年は二軍のウエスタン・リーグで18試合登板、その活躍が認められシーズン終盤に一軍昇格を果たした。9月21日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ入り初登板。オリックス球団史上初となる、高卒新人の1年目で一軍登板を記録し、投球内容も1イニングを三者凡退に抑えた。その後、リリーフとして3試合登板し、合計4イニングで無安打無失点だった。
2010年は18試合に登板し、防御率3.41の成績。8月12日の対福岡ソフトバンクホークス戦ではプロ初先発を務め、勝利投手の権利を得るまであと1アウトの5回2死までは無安打に抑えたが、松田宣浩に同点適時打を浴びるなど逆転され、初先発初勝利はならなかった。夏には顔面神経麻痺を発症した。
2011年はオープン戦から結果を出し、早々に先発ローテーション入りを確定させた。4月17日の対楽天戦(阪神甲子園球場)に登板し、初回に犠飛で失点したものの、3回から6回までは三者凡退に抑え、7回8奪三振3安打1失点の内容だった。8回表に味方打線が逆転したことにより、プロ初勝利を挙げた。4試合目の先発となった5月8日の対千葉ロッテマリーンズ戦では7回を3失点に抑え、開幕4連勝。オリックスの投手としては1993年の長谷川滋利以来、前年未勝利投手の4戦4勝はオリックス前身の阪急ブレーブス時代で当時新人だった1978年の三浦広之以来であった。連勝は4でストップしたが、6月4日の対広島東洋カープ戦で5勝目を挙げた。しかし、6月11日の対読売ジャイアンツ戦で風邪による体調不良により急遽登板を回避してエバン・マクレーンに先発を譲る形になり、監督の岡田彰布に「自己管理ができていない」と叱責を受け登録を抹消された。一軍復帰後の7月1日の対ソフトバンク戦では7回表からの3イニングを無失点に抑え、プロ初セーブを記録。その後は先発とリリーフで登板していたが、8月4日のソフトバンク戦で5回表に細川亨へ顎に死球を与え危険球退場となった。8月11日の対楽天戦で9回9奪三振1失点で、約2か月ぶりの白星となる6勝目をプロ初完投で挙げたが、9月29日の対ロッテ戦では先発自己最短となる2回2/3を3失点で6敗目を喫し、中1日で臨んだ10月1日の対楽天戦で、1点リードの5回表に登板するも逆転され、3日で2敗したことに「重みがわかっていない」と岡田に評され、再度二軍降格となった。しかし、再調整を経て昇格した10月13日の対ロッテ最終戦で、7回2/3を無失点で、2桁勝利を挙げた。
2012年、チームが開幕から3連敗で迎えた4月3日の対北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)で先発し5回3失点の内容で、試合は5対4でオリックスがシーズン初勝利、西が勝利投手となった。金子千尋・寺原隼人などの先発陣が続々と戦線離脱していく中で先発ローテーションを守り続けたが、8月9日に右肩痛で登録抹消。その後、9月23日に一軍復帰を果たし、シーズン最終戦となった10月8日の対ソフトバンク(福岡ヤフードーム)戦で、日本プロ野球史上76人目、85度目のノーヒットノーランを達成。パシフィック・リーグでは12年ぶり、球団では17年ぶり、最終戦での達成は1937年春季戦の阪急の石田光彦以来75年ぶり2度目、2リーグ制以降では初、四球による1走者だけの準完全試合は45度目であり、またこれが西自身にとって初の完封ともなった。この試合はソフトバンクの小久保裕紀の引退試合であり、前日小久保が「真剣勝負してほしい」と言ったことから、西は真剣勝負で挑んだが、試合後のコメントでは「誰も(達成すると)思っていなかったと思う」と複雑な表情でコメントを残した。最終的にはチーム最多の8勝を挙げた。
2014年、開幕から連勝を重ね、5月20日の対阪神タイガース戦(京セラドーム大阪)では球団新記録の開幕から8戦で8連勝とした。しかし5月26日の対中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)で8回を3安打1失点の内容ながら、打線の援護がなく試合は0対1で敗れて西が敗戦投手となり、開幕からの連勝が8でストップした。。その快進撃もありファン投票でオールスター出場を決めるも、連勝ストップ後は打ち込まれ負けることが多くなり成績が悪化。7月8日ソフトバンク9回戦で自身最多となるシーズン11勝をあげるも、8月1日ロッテ12回戦での12勝目を最後に5連敗でシーズンを終えた。最終成績は12勝10敗、防御率3.29とし、開幕から最後まで離脱することなくローテーションを守り、チーム6年ぶり2度目のCS出場に大きく貢献した。
オフの10月9日に、日米野球2014の日本代表に選出された事が発表された。先発の則本昂大の後を受けて6回から登板した第3戦では、四球と死球を与えたものの2イニングを無安打無失点の投球を見せ、その後も牧田和久、西野勇士が無安打無失点を続け日米野球史上初の継投ノーヒットノーランを達成。
2015年7月16日に、第1回WBSCプレミア12の日本代表第1次候補選手に選出された事が発表された。9月10日に、第1回WBSCプレミア12の日本代表候補選手に選出された事が発表された。10月9日に、最終ロースター28名に選出された事が発表された。 24試合に投げ10勝をあげリーグ2位の防御率2.38をマークした。
スリークォーターから平均球速約141 km/h、最速149 km/hのストレートに加え、スライダー、カーブ、チェンジアップを交える。プロ入り1年目からすでに完成されたフォームに、10球程度で肩が出来上がる仕上がりの早さ、物怖じしないマウンド度胸が持ち味である。
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