藤巻幸夫の出身高校
藤巻幸夫 議員
- 藤巻幸夫卒業高校
- 港北高校 偏差値 神奈川県高校偏差値ランキング
- 議員ランキング
- 658位 / 885人中 議員別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
藤巻 幸大(ふじまき ゆきお、本名:藤巻 幸夫(読み同じ)、1960年1月5日 - 2014年3月15日)は、日本の実業家、政治家。参議院議員を1期務めた。東京都出身。上智大学卒業。政治活動上は本名の「藤巻幸夫」を用いた。
神奈川県立港北高等学校を経て上智大学経済学部経営学科卒業後、伊勢丹に入社。ブランディング、ショッププロデュース等の実績から、カリスマバイヤーとして注目される。伊勢丹では「バーニーズ・ジャパン」、「解放区」、「リ・スタイル」等の事業やブランドの立ち上げを担当。独立後はアパレル会社等を経て、2003年に福助代表取締役社長に就任。約1年半で経営再建に成功する。2005年からはセブンアンドアイ生活デザイン研究所代表取締役社長、イトーヨーカ堂取締役執行役員衣料事業部長、セブン&アイ出版取締役を兼任し同社衣料部門の立て直しに取組む。まず着手したビジュアル・マーチャンダイジング注力による「買いやすい店」への改革で結果を出すが、続く新ブランドの展開では目標の売上げに達せず、体調を崩したこともあり、いずれも2008年までに退任した。
その後はフジマキ・ジャパン副社長、藤巻兄弟社社長、シカタ代表取締役プロデューサー、テトラスター社長、トランジットジェネラルオフィス特別顧問、ビーバイイー社外取締役、新世界百貨店(韓国)顧問、アズウェーブ顧問等を兼任。また、ザッパラスにより運営されるWebサイト「藤巻百貨店」のプロデュースを行なった。
教育分野の活動もあり、明治大学研究・知財戦略機構特任教授、昭和女子大学生活科学部客員教授、アカデミーヒルズ「日本元気塾」講師や各種講演会の講師、また、日本流行色協会「レディースカラー」選定委員等の審査員を務める。著作の執筆、新聞・雑誌の記事連載やコメンテーターとしてのテレビ番組出演等、マスコミにも多く登場した。
2010年7月にはみんなの党から第22回参議院議員通常選挙に出馬、落選するが、2012年12月に第46回衆議院議員総選挙立候補により、当選者が退職(自動的に失職)したことにより参議院議員へ繰り上げ当選。参議院では国土交通委員会委員となり、ビジットジャパンの施策や日本の「デザイン戦略」を提唱、「クールジャパン」を売り込む活動にも関わった。2013年12月に江田憲司らと共に結いの党結党に参加するが、直後にすい炎を患い入院。
2014年3月15日、都内の病院で大動脈破裂のため死去。54歳没。
短髪に眼鏡の個性的な容姿と評論が特徴。朝日新聞土曜日版「be」では実兄の藤巻健史とともに「やっぱりフジマキに聞け」を連載。連載開始時よりタイトルを変えながら7年間にわたり執筆し、読者からの各種相談に答えた。(2011年1月からは健史単独で週刊朝日で「案ずるよりフジマキに聞け」を連載。)
人の長所を見出し人を引き込むことを志向しており、人脈が豊富である。日本の技術・感性にこだわり、日本をキーワードに人とモノをつなぐことをテーマに「全国を飛び回っている」と述べている。夢は「商品のほとんどがメイド・イン・ジャパン、あるいはプロデュース・バイ・ジャパンの『日本の百貨店』を作ること」である。 講義、講演等では熱い語り口が特徴であり、内容は専門であるマーケティング、ブランディング分野の他、リーダー論、仕事術、人生哲学等にも渡る。
政治への進出ではみんなの党幹事長の江田憲司に請われ、2010年7月の第22回参議院議員通常選挙にみんなの党から出馬したが落選。2012年12月には第46回衆議院議員総選挙への参議院議員上位当選者の立候補失職に伴う繰り上げ当選により、参議院議員となる。江田は藤巻死去の際に「永田町に新しい息吹を、と考え半ば強引に口説いた。カリスマバイヤーと言われ、型破りな発想と行動力、人脈を駆使し、縦横無尽に日本や世界を駆け巡る逸材を、ニ世、三世、官僚出身等でよどんだ政界に入れたかった。」と述べている。国会質問では国土交通委員会委員として、外国人観光客増加(ビジットジャパン)の施策としての外国メディアの活用や国土形成へのデザイン導入の重要性、クールジャパンとビジットジャパンの政策融合について、首相、国交大臣、観光庁長官等に提案を行なう。また、国政として日本各地の名産品をブランディングし世界に売り込んでいく試みは、バイヤー時代から一貫した活動の延長線上となるものである。「フジマキに聞け」では選択的夫婦別姓制度への賛成を示している。
2012年からは名前の公的表記を「幸夫」から「幸大」に変更した(読みは同じ)。ただし国会議員としての活動は本名で行った。
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