肘井竜蔵の出身高校
肘井竜蔵 プロ野球選手
- 肘井竜蔵卒業高校
- 北条高校 偏差値 愛媛県高校偏差値ランキング
- プロ野球選手ランキング
- 4520位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1995年11月13日生まれ
肘井 竜蔵(ひじい りゅうぞう、1995年11月13日 - )は、千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手(捕手)。
兵庫県加東市出身。小学校4年生より野球を始める。
小野市立河合中学校時代は軟式野球部に所属、全日本少年軟式野球大会に出場している。
兵庫県立北条高等学校に進学。2年時秋から主将を務めた。硬式野球部は部員19人という少ないながら、兵庫県高校野球秋季県大会では、準々決勝で姫路工業高校に6対3で勝利し、初の大会4強入りを果たすという躍進をみせた。更なる上位進出を狙ったが、準決勝で神戸国際大附属高校と対戦するが敗戦、3位決定戦の関西学院高校との対戦では0-1と惜敗。近畿大会への出場はならなかった。その後、肘井は「平成24年度 国際交流事業兵庫県高等学校野球選抜チーム 台湾遠征」(12月22日-27日)のメンバー(18名)に選出、台湾遠征を経験した。秋季県大会での4強入りの評価もあり、北条高校は第85回選抜高校野球大会の21世紀枠候補に推薦されたが、出場はならなかった。
3年時の夏の全国高校野球選手権大会兵庫県大会は、3回戦(対龍野高校)で敗退し甲子園出場は無し。高校通算46本塁打。 最後の大会で3回戦敗退したこともあり一時はプロ入りを諦めかけたが、北条高校・神田吉輝監督から誰か見ていてくれる人はいるから頑張れと励まされ、トレーニングを続けたという。
2013年10月24日、ドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズから育成ドラフト1位指名を受け、10月31日同校を訪れたチーム関係者3人と対面。指名のあいさつを受けた。 同年11月26日、兵庫県加西市にある北条高校内にて、支度金300万円、年俸240万円で仮契約を行い、「子供の頃からの夢が実現してワクワクしている。ロッテの里崎捕手を目標に打撃力のある捕手になりたい」と抱負を語った。背番号は「122」。北条高校出身のプロ野球選手は、初となる。
2014年3月8日、千葉ロッテマリーンズの本拠地となるQVCマリンフィールドでの2014年初となるオープン戦となった対福岡ソフトバンクホークス戦において、新加入選手紹介セレモニーのみで一軍の試合に帯同予定が、伊東勤監督の「良い経験をさせようと思って」という想いから急遽ベンチ入りとなり、7回に代打で出場。結果は三直となったが、スタンドからは大きな拍手が贈られた。 この年、2軍では60試合に出場。スタメン起用された13試合のうち10試合で安打を放つなどの活躍を見せ、捕手登録ながら、外野手としての出場が多くを占めた。またシーズン終了後の秋季キャンプでは、育成契約選手ながら一軍の鴨川キャンプに帯同した。
2015年3月10日、育成選手契約から支配下選手登録契約へ変更され、背番号は69となった。記念すべき日となった同日、雨天中止となったオープン戦、対横浜DeNAベイスターズ戦(QVCマリンフィールド)では9番左翼でスタメン起用される予定だった。
3月12日の対北海道日本ハムファイターズとのオープン戦で代打で登場、初打席初安打を、続く3月15日の対読売ジャイアンツ戦では、7回無死二、三塁の場面で西村健太朗から中前2点適時打で初打点を記録、監督からも結果や積極性を評価され、開幕一軍スタートとなった。
ホーム球場での開幕カードとなる、対北海道日本ハムファイターズ3回戦では8番左翼手として初スタメンすると、4回裏、二死三塁の場面で斎藤佑樹投手から左中間へ適時二塁打を放ち、公式戦初安打初打点を記録すると、続く6回裏では二番手の藤岡好明投手から、無死二塁の場面で右越適時二塁打を打つなど、スタメン起用の期待に応えてみせた。
9月21日のイースタン・リーグ対西武ライオンズ戦(ロッテ浦和)で顔面死球を受け救急車で緊急搬送。その後3週間の入院生活を余儀なくされた。当初は絶対安静で、入院期間中2度の修復手術を受けた。
高校通算46本塁打を叩きだした抜群の打撃センスを持ち、パワフルなバッティングは長距離砲としても魅力充分。担当下敷領悠太スカウトからも、将来的には中軸を任せられる捕手に、と評価されている。
本格的に転向したのは高校からということで捕手としての経験は短いが、体格にも恵まれ地肩が強い。判断力にも秀でており、どっしりとした構えで、投手が投げやすいと思わせる捕手である 。
2013年11月に京葉銀行文化プラザで開催された千葉ロッテマリーンズ新入団選手発表会において、同期入団の「井上さんの手下になりたい」と発言し、爆笑を呼んだ。
2014年1月に新人合同自主トレが開始され、新入団選手たちのお互いへの印象が語られたが、肘井へのコメントは「天然ぶりが物凄い」「寮の浴場でも食堂でもずっと喋っている」「ずっとボケてくるから突っ込むのが大変」という、まだ短い付き合い時間の中でも、最年少ながら物おじしない明るく元気な性格が伝わるエピソードばかりだったという。
愛称は「ゴジ」。2014年ロッテ浦和球場での打撃練習で、高卒新人としては異例の右翼場外へ推定140メートル弾を放ち、松井秀喜の愛称の「ゴジラ」にあやかって関係者につけられた。ベテランの福浦和也やサブローからもそう呼ばれているという。
2015年3月9日に電話で支配下登録を聞かされ、その翌日に行われた会見では年俸が増えることもあり「(同期で仲の良い)二木と食事に行きたい」と笑顔でコメントした。
本人は兵庫県加東市の出身だが、本人いわく先祖は九州地方の出身とのこと。全国でも700人程度という「珍しい名字なので、活躍して『肘井』の知名度を上げたい」と語っている。
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