篠原ともえの出身高校

篠原ともえ タレント

篠原ともえ卒業高校
八王子桑志高校 偏差値 東京都高校偏差値ランキング
タレントランキング
1383位 / 2233人中 タレント別偏差値ランキング
性別
女性
生年月日
1979年3月29日生まれ

篠原 ともえ (しのはら ともえ、1979年3月29日 - )は、日本の歌手、タレント、女優、デザイナー、音楽プロデューサー。1990年代末期に個性的なファッションと強烈なキャラクターで、「シノラー」ブームを巻き起こした。古舘プロジェクト所属。

東京都青梅市出身。10歳の頃からデザインに興味を持ち、人形の服や小物を自作するようになる。幼少時は大人しい性格だったが、小学4年の時にバレエを始めたのを機に明るい性格に変わる。中学1年の時に軽音楽部でバンドを始め(ギター兼ボーカル担当)、中学3年の夏休みにソニー歌手オーディションに合格し、新人開発部に所属。デビューに向けてボイストレーニングのレッスンを受ける。

1994年4月、東京都立八王子工業高等学校・応用デザイン科に進学。

1995年春、ソニーのラジカセ「Dr.CHANGER」のCMの企画を持ってきたディレクターに見出され、石野卓球プロデュースにより同年7月1日に「篠原ともえ+石野卓球」名義のシングル「チャイム」でデビュー。

1996年、フジテレビ『HEY!HEY!HEY!』でのダウンタウンへの機転の利いた傍若無人ぶりやレギュラー出演の『LOVE LOVEあいしてる』ゲストの楽屋襲撃コーナー「篠原ともえのプリプリプリティ!!」で人懐こいハイテンションなキャラクターで人気を得ると、数々のバラエティ番組でひっぱりだこになる。

1997年3月1日石野卓球プロデュースによる最後のシングル「ウルトラリラックス」を発表。 この年に東京都立八王子工業高等学校・応用デザイン科を卒業。高校の推薦により戸板女子短期大学・被服科に進学するが、裁縫技術を学ぶため翌年に文化女子大学短期大学部・服装学科を一般受験し再入学。

同年4-6月、ドラマ『FiVE』で連続ドラマ初出演。同年8月には映画『デボラがライバル』で銀幕デビュー。

1998年、初のバラードシングル「ココロノウサギ」を発表。エステティックサロン・たかの友梨のTVCMとして本人も出演している。前年からCMで共演していたユースケ・サンタマリアとのユニット「カロゴンズ」として2枚のシングルを発表。同年8月発表のアルバム『MEGAPHONE SPEAKS』からはセルフ・プロデュースのもと、作曲を始める。

1999年、20歳の誕生日記念の日本武道館ライブでは一階アリーナ席をステージにし「篠原ともえお誕生日会 IN しのドーム」と題し無料ライブを行った。

2000年1月、ファッションショー「しのコレ〜21世紀に作る21歳の篠原ともえがデザインする21体の服〜」を在学中の大学にて開催。同年10月に作詞・作曲・衣装デザインを手掛けたミュージカル『天使からの招待状』で初舞台。

2001年3月、文化女子大学短期大学部・服装学科を卒業。同年ミュージカル「ありがとうサボテン先生」では出演・自身初のコスチュームデザイナーとして参加した。

2002年、後にこの体験が自分の大きなターニングポイントとなったと話す、初めてのストレートプレイ舞台・第九回竹中直人の会『月光のつゝしみ』に出演する。同年So-netによるインターネットコンテンツ「Happy Store」では日本初の生中継でのレギュラーパーソナリティを務め話題となった。

2004年から2008年までキッズステーションの教育番組『モンすたージオ』で歌のお姉さんとして出演の他、本人のコスチューム製作を担当し本人作詞・作曲による楽曲提供も行う。

2005年、アニメ『こどものおもちゃ』がフランスのテレビ局でも放送され、篠原が歌っていた後期OP曲「ウルトラリラックス」にも注目が集まり、クラブで頻繁にプレイされるなどヨーロッパで注目を集める。そのため、篠原は2005年11月、2006年3月・6月に渡仏、パリでライブを行なっている。

2004年、アストリッド・リンドグレーンの童話『長くつ下のピッピ』原作のミュージカル『ピッピ』の主演をつとめ、2006年には全国5ヵ所(東京、神奈川、愛知、大阪、福岡)で再公演された。以後、積極的に舞台に出演。ミュージカル『ブラッドブラザーズ』(リンダ役)、音楽劇『ファウスト』(マルガレーテ役)、 白井晃演出『三文オペラ』(ポリー役)など、様々な作品のヒロインとして抜擢された。 2008年には イッセー尾形の舞台『びーめん生活』に出演。同年蜷川幸雄演出『表裏源内蛙合戦』では妖艶な花魁を演じた。

2009年、布一面に描いたイラストをその場でカットして即興の服を作るイベントを主催。また同年からはNHK教育テレビの幼児番組『みいつけた!』においてレグ役を務め、2010年からは『みいつけた!さん』にも出演、『レグ・レグ・アイドル』や『フルーツバスケット』を歌っている。

2010年、「篠原ともえデビュー15周年記念ライブ ULTRA RELAX DAY 2010」をリキッドルームにて開催。東京都青ヶ島にて無料ライブと本人による解説の星空観望会も開催。この縁で東京都青ヶ島村の公式サイトには本人による星空解説がリンクされている。色彩検定・カラーコーディネーター検定・アロマテラピー検定2級に合格。

2011年、NYジャパンソサイティ主催の特設ステージにてバンドヒカシューと共にニューヨークでのライブに出演。この年、自身初のロックフェス『ライジング・サン・ロックフェスティバル』に出演し、同夏、デビュー時まで在住した東京都青梅市でのライブを開催し、衣裳製作・総合演出も手がけた。天文宇宙検定3級に合格し、星空博士の称号を取得。

2012年、10代の頃から自宅で製作・録音していた楽曲を、作詞、作曲、プログラミング、アートワーク、イラストデザイン、衣裳製作を手がけ完全プロデュースアルバムとして2作リリース。CD発売記念ライブではアンプラグド編成による芝居仕立てのライブを行なう。また同年からはエフエム東京で『東京まちかど天文台』のメインパーソナリティーを務めている。

2013年5月に芸能事務所古舘プロジェクトに移籍。全国公開予定のことでん100周年記念作品『猫と電車』では映画主演。オープニング・挿入歌・エンディングテーマ曲は自身製作のアルバム『-:*Better*:-』から楽曲が起用されている。同年、松任谷正隆のラジオ出演をきっかけに松任谷由実のコンサート『POP CLASSICO』の衣装デザイナーに抜擢。全6着の衣装と共に全メンバーのスタイリング等も手がけた。同年から日本テレビ放送網のPON!の曜日パネラーとしてレギュラー出演を開始した他、さまざまなテレビ番組でのゲスト出演が増え「再ブレイク」と報じられた。

2014年1月に、天文の普及活動による「宙(そら)ガール」の活動が認められ、「小惑星Shinohara」(14555)が国際天文学連合で学術名として正式登録された。4月には、NPO法人デザインアソシエーションが国際デザインイベント「ミラノサローネ」内で「TOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO 2014」を開催し、篠原はこの中の「大風呂敷展」に作品を出展、同NPO団体の理事にも就任した。さらに同年には、内閣官房知的財産戦略推進事務局 の「CJムーブメント推進会議~クールジャパンをデザインする~」の第二期メンバーに選定され、クールジャパン戦略を所掌する内閣府特命担当大臣の稲田朋美らと共に会議に参加している。

2015年、デビュー20周年を記念し、『篠原ともえ&シノラー展』と題した個展を開催する。

1996年夏から1998年にかけて、個性的な篠原のファッションを模倣するティーンエイジャーの女性が数多く現れ、一種のファッションリーダーと化した。「シノラー」と呼ばれるファンを多く抱え、子供や女の子だけにとどまらず男女・年齢問わず男シノラーや親父シノラーが登場するなど社会現象となる。まもなくその名が篠原の愛称にも転じた。篠原ともえ本人のくねくねした動きや「ぐふふ~」「クルクル!」「プリプリ!」語尾に「ですぅ~」をつける等、ファッション以外にも言動もシノラー要素となる。シノラー初期は自身で衣裳を制作しており、スタイリストがついてからはデザイン画を描き、オリジナルの衣裳を作っている。

シノラーファッションの構成要素は、お団子頭とぱっつん前髪(初期はSUPER LOVERS)、ハーフパンツにサスペンダー、くしゃくしゃ靴下にごつごつとした靴(初期はドクターマーチン)、顔に星などのシールを貼り、100円ショップで売っているキラキラしているアクセサリー、なわとびで作った腕輪と目玉指輪、縁日の露店で売っている腕パッチン(篠原曰く「ミラクル・パッチン」)と腕時計を二つ、動物キャラクターなどのポシェットをつけ、髪にはモールや、ウサギ帽子などを被り、羽を付けたランドセルなど。原色を多用しランダムに身に付ける。メイクは黒髪、ナチュラルな太眉であるのも特徴。その後パンクスタイルのパンクシノラーや子供服をアレンジしたチャイルドシノラー等、様々なアレンジもされている。 トレードマークのお団子頭は事務所に所属する前に「自分が一番伝わるスタイル」と自分で考え出したもので、前髪パッツンは切ると気合が入るから。

シノラーグッズは篠原本人がデザインをしたもので「シノラー人形」やビニール素材のダッコちゃん人形風の「しのタコ」といった商品もライブ会場で発売された。「シノラー人形」は初期のシノラーバージョンと、後期のうさぎシノラーバージョンの二種類があり、フジテレビ『HEY!HEY!HEY!』の出演の際には松本人志にプレゼントしたシノラー人形を投げられている。「しのタコ」は類似コピーされたものが縁日等でも売られ天才バカボンとシノラーを組み合わせた「シノラボン」等のグッズも当時、販売されていた。

フジテレビ「笑っていいとも!」のコーナーテレフォンショッキング出演時には「全国シノラー選手権」が開催され、全国からシノラーファッションの若者から大人が集まり、グランプリの男シノラーには篠原本人から腕輪を授与された。 フジテレビクイズ番組「カルトQ」ではシノラーが題材となり、全国から参加した若者がシノラーの知識を競い合った。お笑い芸人がしばしばネタにすることもあり、1996年12月24日放送回の「第19回笑っていいとも!クリスマスイブ特大号」ではナインティナインの矢部浩之が物まねを披露。2000年10月3日放送回フジテレビ「物まね王座決定戦」ではダチョウ倶楽部が物まねしており、2011年11月24日放送の「アメトーーク」「泥の97年デビュー組芸人」の回ではレイザーラモンRGが番組エンディングシーンにシノラーファッションで登場し、2012年2月23日放送「ゴットタン」「第9回芸人マジ歌選手権SP」では森三中の大島美幸・黒沢かずこが「サーブスブランド」としてオリジナル曲「ふるふるフルパワー」をシノラーファッションで披露している。2013年日本テレビ系「徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました」で篠原本人のスタイリングで出演者のSHELLYが「シェリラー」として完璧なシノラーファッションを再現した。芸能界での元シノラーは、森三中の大島美幸や女王蜂のヴィーカル・アヴちゃんや倉木麻衣・森泉等が公言している。

2010年「篠原ともえデビュー15周年記念ライブ ULTRA RELAX DAY 2010」にて、当時のシノラーファッションでピエール瀧と共にシノラーファッションで登場している。また、2012年11月11日に放送されたテレビ朝日『シルシルミシルさんデー』の2時間スペシャルに出演した時にはシノラーファッションからスーツ姿に変身するストーリーで番組リポートを行なっている。。

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