稲村成浩の出身高校
稲村成浩 スポーツ選手
- 稲村成浩卒業高校
- 前橋工業高校 偏差値 群馬県高校偏差値ランキング
- スポーツ選手ランキング
- 1559位 / 2530人中 スポーツ選手別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1971年12月18日生まれ
- 血液型
- A型
稲村 成浩(いなむら なりひろ、1971年12月18日 - )は、群馬県前橋市出身の競輪選手、自転車競技選手。日本競輪学校第69期卒業。日本競輪選手会群馬支部所属。師匠は実父の稲村雅士で、同じく選手の稲村好将は実弟。初出走は1992年4月11日の前橋競輪場で初勝利も同日。血液型はA型。
偉大な競輪選手である稲村雅士を父に持っていたため、早くから自転車に親しんでおり、群馬県立前橋工業高等学校の自転車部に入部してからは高校総体などで数度優勝する。その実績から高校在学中の1990年にグリーンドーム前橋で開催された世界選手権自転車競技大会に出場し、タンデムスプリントで銀メダルを獲得してゴール後、板についた投げキッスのパフォーマンスを行い、満員の場内を沸かせた。競輪選手としてデビューしてからも自転車競技に参加し続け、オリンピックを含めた各種の国際大会に出場している。
日本競輪学校へは世界選手権での功績により技能試験免除で第69期生として入学し、在校成績トップで卒業する。デビュー後からは連勝を重ねA級からS級へ特進すると、わずか7ヶ月弱で記念競輪を優勝し、以降もトップクラスとして活躍する。しかし競輪学校在学中の卒業記念レースから新人戦を含めてタイトルと名のつくものは記念以外全く獲得できず、この事で父の功績とよく対比されていた。
しかし1999年に佐世保競輪場でふるさとダービーを優勝してからは勢いをつけ、2001年の日本選手権競輪では決勝戦で長い写真判定の末に2着を微差で退けて悲願のGI初優勝を果たし、表彰式で観戦に来ていた父に向かい表彰台の上から大声で絶叫(『親父・・・やったぞ!』)して報告したことは語り草となっている。
自転車競技では1kmタイムトライアルと主体としていたことから、主に先行の戦法で活躍していたが、のちに捲りと追込を兼備する戦法へと切り替えた頃には、レース中混戦となった時に有利となる中団の位置を確保することについては抜群の巧さを誇っていた。現在は一般的な追込戦法となっている。
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