横峯さくらの出身高校

横峯さくら スポーツ選手

横峯さくら卒業高校
明徳義塾高校 偏差値 高知県高校偏差値ランキング
スポーツ選手ランキング
1559位 / 2530人中 スポーツ選手別偏差値ランキング
生年月日
1985年12月13日生まれ
血液型
AB型

横峯 さくら(よこみね さくら、1985年12月13日 - )は、鹿児島県鹿屋市出身の女子プロゴルファー。血液型AB型。身長155cm。2007年よりエプソン販売所属。「有限会社さくら」の社員(社長は父、副社長は母、社員はさくらと姉2人)。父親は元参議院議員の横峯良郎で、長姉の横峯瑠依もプロゴルファー。父方の伯父に社会福祉法人純真福祉会理事長の横峯吉文がいる。鹿屋市立田崎小学校 ・ 田崎中学校、明徳義塾高等学校卒業。夫は森川陽太郎。

ゴルフ好きの父・良郎の影響で、8歳からゴルフを始める。小学4年生で出場した全国小学生大会で早くも優勝し頭角を顕す。この時2位だったのが同学年の宮里藍で、以後宮里とは中学・高校・プロとしのぎを削る。

2002年、日本ジュニアゴルフ選手権競技(15-17歳女子の部)・サンスポ女子アマで優勝。2003年日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権高校女子の部優勝、2004年4月にはアマチュアながら再春館レディースで不動裕理らとプレーオフを演じる。同年8月にプロテストに2位で合格。

プロテストが2位合格であったため、当初はツアーの残りのうち前年成績によるものを含め3試合しか出場権を得られなかった。しかしデビュー戦のフジサンケイレディスクラシックで4位に入ると、続く2試合も10位・2位と健闘。更にはチャレンジツアー(下部ツアー)の穴吹工務店レディースカップでプロ初優勝しツアー3試合の出場権を獲得。その後も12月に当該年度のプロテスト合格者による「LPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝し、終わってみればデビューイヤーながら翌2005年のシード権を得る活躍を見せた。またキャディをつとめた父との、明らかに噛み合わないやり取りもゴルフ中継の名物となった。

2005年1月には米男子ゴルフ大会のハワイ・パール・オープンに参戦。予選で一時暫定5位につけるなど健闘し、通算6アンダーで17位(優勝記録は14アンダー)。ドライバーは男子顔負けの飛距離で、地元紙などで絶賛された。同大会では前年にミシェル・ウィー(アメリカ)が38位に入ったが、これを大きく塗り替える記録となった。日本国内のシーズンでは2005年4月15日-17日に行われたライフカードレディスで、念願の国内女子ツアー初優勝。その後はなかなか優勝争いに加わることができず、予選落ちも経験したが、2005年9月23日-25日に行われたミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで2勝目。このときは父親以外のキャディーでの優勝ということもあり、プロゴルファーとして自立への一歩となった。

2006年は自らに年間3勝のノルマを課し、その通りにニチレイレディス・ベルーナレディースカップゴルフトーナメント・LPGAツアーチャンピオンシップで年間3勝を挙げ、メジャー初優勝とともに年間3勝の目標を達成する。この年は予選落ちゼロの安定したシーズンで、ニチレイレディースは初日からトップを譲らない完全優勝でベルーナレディースはトーナメントレコードを更新し2位に5打差をつける勝利であり、いずれも自身の目標だった「ぶっちぎり優勝」でもあった。

2007年も年間3勝を挙げる活躍で、初めて年間獲得賞金が1億円を突破する。1億円プレイヤーは日本女子プロゴルフ史上6人目で、この年は史上初めて年間獲得賞金1億円以上が3人というハイレベルな戦いであった。

2008年は予選落ちゼロという安定したシーズンであったが、一方で2位が3回・3位が3回と勝ちきれないシーズンでもあり、勝利は大王製紙エリエールレディスオープンの1勝にとどまる。それでも年間獲得賞金は2年連続の1億円を突破した。

プロ入り以降、実力はあれど賞金女王になれない「シルバーコレクター」が続いていたが、必勝を期した2009年はメジャー1勝を含む年間6勝・予選落ちゼロ・シーズン平均ストローク数1位という奮迅ぶりで、念願の賞金女王になる。年間獲得賞金額1億7501万6384円は当時の日本女子プロゴルフ史上最高額で、この年が1ドル80円台半ばから90円台前半の円高だったこともあり、横峯の賞金額は同年の全米女子プロゴルフツアーの賞金女王の獲得金額(申智愛の180万7334ドル)をも上回るものであった。なおこの年は2位の諸見里しのぶも獲得賞金1億6500万円以上で、最終戦の最終ホールまで賞金女王の行方がわからないほどのハイレベルな年であった。

2010年、シーズンメジャー大会初戦のワールドレディス選手権サロンパス杯で単独2位になり、この大会で得た賞金1200万円全額を、2010年5月11日、家畜の口蹄疫(こうていえき)被害が拡大している宮崎県に対し、寄付することを発表した。

2014年4月22日、OKラインメンタルトレーナーの森川陽太郎との結婚を発表。

テイクバックでヘッドが地面を突き刺しそうになるほどの極端なオーバースイングが特徴。このスイングのおかげで、さくらは身長155センチ・50キロの小躯ながらドライバーで250ヤードから270ヤードを飛ばす女子ゴルフ界きっての「飛ばし屋」となっている。この素人はおろか他のプロにも真似のできない独特のスイングは、父・良郎がゴルフを生業とする人間(プロゴルファーやティーチングプロなど)でなかったからこそ生み出されたものだと言える。その練習法は独創的で、故郷の鹿屋市に父親が自ら芝刈り機片手に山林を切り開いて作った専用練習場があり、その恵まれた環境を生かして全長20m・幅5cmの竹をドライバーで打って割る「竹割り特訓」などの練習法を行っている。またさくらは高校時代に靱帯を断裂する大怪我をして選手生命の危機となったが、怪我で練習ができなかった際に父・良郎が「椅子に座って打て!」という無理難題をさくらに課し、結果として治癒後にドライバーの飛距離は落ちるどころか逆に20ヤード伸びることになった。

パワーヒッターである一方で、年間パーセーブ率・平均パット数がプロ入り後常に10位以内に入っており、また滅多に予選落ちしないなどパワーとともに安定性を兼ね備えたゴルファーである。一方でリカバリーをやや苦手としていたが、賞金女王となった2009年は年間リカバリー率で1位となっており改善の兆しが見える。

デビュー時より、移動はマイクロバスを改造した自作キャンピングカーで各大会を転戦し、車内で寝泊りしていた。これは遠征による資金的な問題などによるもので、試合の疲れはゴルフ場近くのスーパー銭湯のジャクジー設備で癒していた。

さくらにゴルフを教えたのは父・良郎で、LPGAの公式ホームページの「師弟関係」欄にも「父」と記載している。さくらにとって良郎は口うるさいようで、テレビ中継では良郎のことを公然と「ウザい」と言うことがあり、キャディを務める父と試合中に大げんかして父を蹴る姿も目撃されている。ただ極端に嫌悪しているというほどではなく、父娘でコマーシャルに出演するなどもしている。

さくら自身は「有限会社さくら」の社員で、賞金は父が管理しさくら本人には成績に応じて「給料」が支払われている。ライフカードレディスで国内女子ツアー初優勝したときの賞金1080万円は父親と折半し、全額の5%に当たる約50万円を当時の専属キャディーに支給している。これは、横峯さくらの取り分から控除している。2005年にはツアー第1戦のダイキンオーキッドレディスの最終日をスコア72以下で回ることができなかったことから、さくらは父親に罰金290万円を科されている。

なお横峯さくらの名前が有名になってから良郎は、「さくらゴルフアカデミー」という中学生を対象とした食堂・浴室付き全寮制の練習場を立ち上げている。ただし、さくらが教えに来る訳ではない。

仰木彬とは生前に親交があり、2004年には仰木の勧めで翌シーズンの選手登録名を「さくら」で申請したが、認められなかった。また2005年にはオリックス・バファローズの春キャンプの紅白戦でMVPだった加藤大輔に、横峯さくらとの1日デート権が贈られた。たださくら本人は小さいころからの巨人ファン(原辰徳のファン)である。

太字は公式戦

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