桂小枝の出身高校

桂小枝 落語家

桂小枝卒業高校
宝塚高校 偏差値 兵庫県高校偏差値ランキング
落語家ランキング
94位 / 129人中 落語家別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1955年5月25日生まれ

桂 小枝(かつら こえだ)は、上方落語の名。過去3人ほど「小枝」を名乗った落語家が存在する。また東京(江戸)落語では2代目桂枝太郎門下の桂枝助が前座名で名乗った。

桂 小枝(かつら こえだ、1955年5月25日 - )は、日本の落語家であり、タレント、スタイリスト。所属事務所はよしもとクリエイティブ・エージェンシー。出囃子は『ミッキーマウスマーチ』または『調練』、『小枝ブルース』(キダ・タロー作曲)。上方落語協会会員。本名は青木 喜伸(あおき よしのぶ)。兵庫県西宮市出身。ニックネームは「こえぴょん」「ミスター(ナイトスクープ)」「小枝師匠」。妻と2人の娘と2人の孫がいる。娘婿は大衆演劇俳優の恋川真弥。

実家はお好み焼き屋を経営。少年時代はボーイスカウトに所属していた。同じくボーイスカウトに入っていた俳優の生瀬勝久とこの頃すでに出合っており、「ボーイスカウトの頃と喋りがそのまま」と述べている。また独特の抑揚をつけたしゃべり口調は、師匠となる5代目桂文枝の落語を聴いているうちに意識するようになり、身についてしまったという。

兵庫県立宝塚高等学校卒業。高校時代は落語研究会に所属。当時の高座名は「桂方沙織」。また「劇団根性座」を結成して演劇もおこなっていた。このころから白塗りしていたため、後の高座での芸風に繋がった。

高校卒業直前の1974年2月、3代目桂小文枝(後の5代目桂文枝)に入門。当初は可愛らしい名前がよいと、自ら桂 枝織(かつら しおり)を名乗る。新人時代は、顔に真っ白なドーランを塗り、ちょんまげのかつらをつけて落語をし、座布団、畳などを人差し指一本で廻すという特技を披露していた(通称「白塗り落語」)。かつらの代わりに茄子をくくり付けていたこともある。ネタの枕でその茄子をカッターで切って客席放り投げるという芸をやっていたが誤って指を切ってしまったことがある。この奇抜な扮装は古典落語をしようにも先達によって開拓、研究され尽くされていて「若手が入り込む余地がなく、全く手が打てない」と考えた末でのアイデアだった。この時期、高校時代の教師(兵庫県立西宮高等学校に転任していた)から「自分の教え子に落語家志願の生徒がいるので苦労話を聞かせてやってくれ」と頼まれて学校まで出向き、相手の生徒と差し向かいで話をした。その高校生がのちの笑福亭三喬である(落語家になることを親に反対されていた)。話の内容は「いずれ落語の世界に入るなら、ご両親も大学だけは行ってくれと話しているのだから、進学してはどうか。兄弟子の桂三枝・桂文珍も大学を出て落語家になっている。大学の4年間を芸の肥やしにするか、回り道にするかは君次第だ」というものであった。

桐灰化学のカイロのCMに出演して、関西以外の地域でも名が知られるようになった。小枝はこのCMのために剃髪しているという。桐灰側もこのCMによって企業の知名度、業績やカイロのシェアが上昇したため、リクルート情報などにおける企業紹介でも普通に「桂小枝さんのCMでおなじみの会社です」などという文句を用いている。

フジテレビの『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』にゲスト出演した際、細木数子にリポーターとしての活動ではでなく、もっと古典落語をやりなさいと言われたことがある。現在は積極的に古典落語に挑戦し、『くっしゃみ講釈』『佐々木裁き』『悋気の独楽』などの得意ネタを持っている。以前はテレビ番組で「この歳になっても独演会をやったことがないのは私くらい」と言っていたが、2010年に初の独演会をおこなった。ただ、バラエティ番組での活動が多いため、地域によっては落語家としてのイメージが低い。そのため、ナイトスクープ内のロケがなんばグランド花月で行われた際、たまたま着物で出番待ちをしていた時に出演した時にはわざわざ「落語家 桂小枝師匠」というテロップが表示された。

「アトリエ色えんぴつ」のスタイリストとしても活動しており、自ら出演しているテレビ番組の多くに関わっている。

弟子に桂小留(ちろる)がいる。

2013年9月27日の放送分を以って、25年間出演していた探偵!ナイトスクープを卒業、その後2014年8月に顧問として復帰し以降定期的に出演。

その芸風とは違い私生活ではかなり物静かであり、このことにショックを受けた芸人は少なくない(中川家など)。『探偵!ナイトスクープ』でも、探偵活動中困り果てたジミー大西からの電話を受けた時、きわめて物静かにしゃべる声が放送されたことがあった(ただし次のシーンでは例のねちっこいしゃべり方に戻っていた)。

同い年の関西芸人ゆえに、明石家さんまと非常に仲がよい(2015年現在、吉本の同期で唯一の落語家)。

簾を様々な形に変えてみせる伝統芸、南京玉すだれの使い手。その腕前を任天堂のゲームボーイソフト『クイックス』のCMで披露している。しかし、本人曰く、そのCM以降はほとんど実演することはないという。かつて、『探偵!ナイトスクープ』の番組内で、「南京玉すだれを習得して披露したい」という小学生からの依頼を受け、指導・伝授したことがある。

下足(げそ)の天ぷらが好物。一方、蛇が大の苦手である。

愛車はシボレー・HHR。以前は黄色の古いメルセデス・ベンツ W123に整備を繰り返しながら長年大切に乗っていたが、HHRに一目惚れするとすぐに買い換えたという。また、免許はAT限定である。

おもちゃ好きで、自宅にはかなりの量のおもちゃがある(なるみ談)。おもちゃの中でも特にブリキ製の物を蒐集する傾向にあり。正規のキャラクターではない紛い物のブリキ製おもちゃを相当数保有している。

など

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