柴田講平の出身高校

柴田講平 プロ野球選手

柴田講平卒業高校
福岡工業大学附属城東高校 偏差値 福岡県高校偏差値ランキング
プロ野球選手ランキング
2239位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1986年7月17日生まれ

柴田 講平(しばた こうへい、1986年7月17日 - )は、阪神タイガースに所属するプロ野球選手(外野手)。

小学校4年時から「浅川ベアーズ」で野球を始める。中学校ではボーイズリーグの「八幡イーグルス」に所属。当時は投手だった。

福岡工業大学附属城東高等学校では2年春から背番号19をつけ、控え投手としてベンチ入り。同年秋から中堅手でレギュラーとなる。3年春には第76回選抜高等学校野球大会に定岡卓摩・西村憲とともに出場したが、準々決勝で兵庫県立社高等学校に敗退。

卒業後は千葉大学リーグ所属の国際武道大学に進学し、2度のリーグ首位打者を達成。4年夏にはチェコで開催された第4回世界大学野球選手権大会の日本代表に選ばれ、銀メダルを獲得した。

2008年のドラフトで阪神から2位指名を受け、11月22日に契約金7,000万円、年俸1,000万円で仮契約。入団時の背番号は「2」。同期入団の上本博紀も「4」を与えられ、阪神では1980年のドラフト3位北村照文(「5」)・ドラフト外藤倉一雅(「3」)以来29年ぶりに新人2人が一桁の背番号をつけることとなった。

プロ1年目の2009年はその俊足から「赤星二世」「ポスト赤星」と呼ばれ開幕一軍も期待されたが、オープン戦で結果を残せず二軍スタート。ウエスタン・リーグでは上本とともに、大学日本代表と同じ1・2番コンビを形成し、76試合に出場。打率.320, 2本塁打、25打点、9盗塁、OPS .809の好成績を残し、フレッシュオールスターゲームにも出場した。9月26日には一軍登録され、同日の対中日ドラゴンズ戦に代走として途中出場しプロ初打席(二ゴロ)。このシーズンは結局安打は出なかったが、9月30日の対東京ヤクルトスワローズ戦で中犠飛を放ちプロ初打点を記録した。シーズンオフには、シアトル・マリナーズから移籍した城島健司に背番号2を譲る格好で、同シーズン限りで引退した秀太から背番号「00」を引き継いだ。

2010年は春季キャンプで一軍に帯同したものの、2月13日の北海道日本ハムファイターズとの練習試合で右手甲に死球を受けた際に、第3中手骨を骨折したため戦線を離脱。4月9日の二軍での練習試合で実戦に復帰。翌10日からウエスタン・リーグの公式戦にも出場するようになったが、シーズンを通じて目立った成績を残せなかった。さらに、チーム打率.290を残すほど一軍の打線が好調だったこともあって、一軍公式戦への出場機会はなかった。

2011年には、1年後輩の俊介などとの間で、春季キャンプから外野のレギュラー争いを展開。開幕一軍メンバーとして2シーズン振りの一軍昇格を果たしたが、俊介が開幕戦のスターティングメンバーに起用されたことなどから、開幕当初は代走や守備固めで公式戦に起用されることが多かった。しかし、5月13日の対中日ドラゴンズ戦でプロ入り初安打を記録すると、同月21日には自身初のスタメン出場を経験。後半戦は俊介に代わって中堅でのスタメン出場が多くなり、終盤にはバットを川崎宗則のモデルから青木宣親のモデルに変え、打撃フォームも青木に似たものに変えて2番・中堅のレギュラーを獲得し成績を伸ばしていったが、8月14日の対東京ヤクルトスワローズ戦では9回裏二死満塁の場面で飛球を落球してしまい、走者一掃の適時失策を犯すということもあった。

2012年は開幕スタメンを勝ち取り、その後は外野手に挑戦した大和との併用で主に相手先発が右投手の試合でスタメン起用される。しかし打撃面の調子が上がらず、対して大和は徐々に調子を上げたためスタメンの機会が減り、一軍と二軍を行き来する。そして8月26日に登録を抹消されると、残りのシーズンを二軍で過ごした。同年12月から行われたオーストラリアウインターリーグに参加し、14試合で打率.345の成績を残した。プライベートでは、6月に結婚している。

2013年には、外野のレギュラーがマット・マートン、大和、新加入福留孝介にほぼ固定されたことなどから、3シーズン振りに開幕を二軍で迎えた。福留が故障で戦線を離脱した後の5月17日に出場選手登録を果たすと、大学時代を過ごした千葉県のQVCマリンフィールドで開かれた同月22日の対千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初本塁打。地元・福岡県の福岡 ヤフオク!ドームで開かれた6月3日の対福岡ソフトバンクホークス戦では、観戦した家族の前でチームの勝利を決める適時打を放つとともに、初めて単独でヒーローインタビューを受けた。しかし、同月16日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(クリネックススタジアム宮城)で二塁への盗塁を成功させた際に左足を負傷。その後の診断で左足首の捻挫が判明したため、翌17日に出場選手登録を抹消された。9月11日に福留とともに再び一軍へ昇格すると、当日の対中日ドラゴンズ戦(甲子園)に「7番・右翼手」としてスタメンに起用。7回裏の第3打席で、復帰後初安打となる先制の二塁打を放った。なお、6月22日には第1子(女児)を授かっている。

2014年は27試合の出場にとどまり、打率も1割台と不振だった。オフの10月21日に、「日本プロ野球80周年記念試合」の阪神・巨人連合チームに選出された事が発表された。

50メートル5秒7, 遠投110メートルで、打撃センスも高いという評価もある。動体視力と静視力の差が少ない。道具はSSK社のものを使用。バットは川崎宗則が使用するタイプを微調整したものを使っていたが、2011年8月上旬から青木宣親のタイプを使用するようになった。

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