山下佐知子の出身高校

山下佐知子 スポーツ選手

山下佐知子卒業高校
鳥取東高校 偏差値 鳥取県高校偏差値ランキング
スポーツ選手ランキング
878位 / 2530人中 スポーツ選手別偏差値ランキング
性別
女性

山下 佐知子(やました さちこ、現姓・吉原。1964年8月20日 - )は女子陸上競技(長距離走・マラソン)元選手であり、現在は指導者として活動中である。

鳥取県立鳥取東高等学校、鳥取大学教育学部を卒業。一旦教育職に就くが、陸上競技への思いを断ちがたく教員を退職後、1987年に京セラに入る。日本陸上競技選手権大会をかつて3回制した(5000m・1974年、10000m・1971年、1979年)浜田安則の指導を受け、主に女子マラソンで頭角を現した。

初マラソンは1989年3月の名古屋国際女子マラソンで、当時の初マラソン日本女子最高タイ記録をマーク。2年後の1991年3月の名古屋国際女子マラソンでは、自身念願のマラソン初優勝を果たす。その後、同年8月の世界陸上選手権女子マラソンでは、日本人トップの2位入賞を果たして銀メダルを獲得、日本女子マラソンのメダリストの嚆矢となった。1992年8月のバルセロナオリンピックの女子マラソンでは惜しくも五輪メダルに届かなかったものの、4位入賞の好成績を挙げる。反対に、その1991年世界陸上選手権で4位、1992年バルセロナオリンピックで銀メダルを獲得した有森裕子は、当時山下にとって最大の好敵手であった。

1994年5月に選手として第一生命に移ったが、1996年3月に現役引退を表明。その後同年4月より、第一生命・女子陸上部の監督を務めている。自ら指導し活躍した女子選手には、伊藤真貴子(1997年11月の第19回東京国際女子マラソンで優勝)、尾崎好美、野尻あずさ、田中智美等がいる。

2002年12月の第22回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(岐阜県開催)では、第一生命の監督として駅伝初優勝を果たす(女性指導者としては同大会初)。その後も、2011年12月の第31回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(宮城県開催)で、第一生命として9年ぶり2回目の駅伝優勝を達成した。

毎年12月下旬の日曜日に行われる、NHKテレビ放映の全国高校女子駅伝では、TVの実況解説者としても活動している。さらに2001年より2007年までの6年間、増田明美と共に日本陸上競技連盟の理事を務めていた。

2008年3月、第一生命陸上部の元マネージャーだった、13歳年下の吉原智司との結婚を公表。

2008年11月16日、第30回東京国際女子マラソンを愛弟子の尾崎好美が優勝。さらに翌2009年8月23日、世界陸上ベルリン大会女子マラソンでは尾崎好美が2位に入り銀メダルを獲得。18年前の世界陸上東京大会での山下と肩を並べる成績を挙げた事や、3日前の8月20日には自身の誕生日だった話などをインタビュアーに訊かれると、山下は「いやぁ~照れますねぇ…」と終始はにかみながらも愛弟子の健闘を称えていた。

2011年5月30日、NHKテレビ放映の「ディープピープル」に元女子マラソン選手の有森裕子、千葉真子らと出演した。

2012年3月12日、尾崎好美が同年8月5日開催のロンドンオリンピック・女子マラソン日本代表に初選出。その際尾崎は「山下監督と一緒に五輪に行く目標が叶って嬉しい。『指導者としても良い監督だ』というのを示したい」と語っていた(しかしロンドン五輪女子マラソンでの尾崎は19位に終わり、山下に続くオリンピック入賞は果たせなかった)。

2014年11月15日、同回限りで最後となる第6回横浜国際女子マラソン(翌2015年8月開催・世界陸上北京大会女子マラソン国内選考会)で、男女通じて唯一の優勝者だった愛弟子の田中智美が、2015年3月11日の世界陸上北京大会女子マラソン日本代表選出の理事会において、ゴールタイムが2時間26分57秒と日本陸連設定記録(2時間22分30秒)より約4分半も遅く、さらにレース前半で先頭集団を追わなかった消極的な展開等がマイナス材料となり、無念の落選となった。田中を指導する山下はTwitterで「田中が世界で戦うには力不足なのは謙虚に受け止めねばと思いますが、今回の選考理由はまだ受け入れられません」と日本陸連の選考法に疑問視するコメントを呟いていた。

スポーツ選手偏差値ランキング 職業から有名人の出身卒業高校を探す

スポーツ選手偏差値ランキング

県別高校偏差値

関東

北関東

関西

北海道/東北

甲信越

東海/北陸

中国

四国

九州・沖縄

おすすめコンテンツ

全国高校偏差値ランキング
職業から有名人の出身高校を探す
有名人の名前から高校を探す

全国自治体別高校偏差値ランキング