小和田哲男の出身高校

小和田哲男 学者

小和田哲男卒業高校
城北高校 偏差値 東京都高校偏差値ランキング
学者ランキング
459位 / 1027人中 学者別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1944年2月1日生まれ

小和田 哲男(おわだ てつお、1944年2月1日 - )は、日本の歴史学者、文学博士。静岡大学名誉教授。日本の戦国時代(特に今川氏)に関する研究で知られる。

静岡県静岡市生まれ。母方の先祖が武田家臣の馬場信春だと聞かされて育った、と本人が著書の後書きで書いている。千代田区立麹町中学校、城北高校を経て、早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、1972年同大学院文学研究科博士課程満期退学。1985年「戦国大名後北条氏の領国制 後北条氏研究」で早稲田大学文学博士。

1973年静岡大学教育学部専任講師、助教授をへて1987年教授。教育学部長、附属図書館長を務め、2009年3月定年退任、名誉教授。2011年には武田氏研究会会長となる(前任は秋山敬)。息子の小和田泰経も歴史学者。

著書『明智光秀~つくられた「謀反人」』の後書きによると、高校1年生のときに課外活動で歴史部を創設し、顧問に迎えた社会科の教師に輪読を薦められたのが高柳光寿の著書『明智光秀』である。

今川義元を従来の桶狭間で討死したというマイナスイメージとは別に優秀な政治家であると再評価している。また、従来は創作性が強く史料的価値を認められていなかった武田氏関連資料である『甲陽軍鑑』を再評価し、基本資料の一つとして積極的に活用しているなど、勝者側の織田・徳川側の史料とは別の視点の評を行う傾向が見られる。

研究書としての『小和田哲男著作集』中の『第二巻 今川氏家臣団の研究』は今川氏家臣団を研究した内容としては現時点では最も詳細な方に入るものであり、このような本格的な研究者向けの著作がある一方で、比較的歴史研究の初心者にも読みやすいように図を入れたり文章などに配慮した文庫サイズの本も多く出版している。

基本的には同時代から江戸時代の資料を参考にしている。また、『日本史おもしろこぼれ話』のような歴史の余談に関する著作もある。その一方で、研究や説の異なる学者・専門家からは「史料の検出方法や解釈に問題がある」との意見を出されている。

執筆、講演活動のほかに、NHK『その時歴史が動いた』や教育テレビ『NHK高校講座 日本史』などで解説を務める。NHK大河ドラマのうち、1996年放映の『秀吉』、2006年放映の『功名が辻』、2009年放映の『天地人』、2011年放映の『江〜姫たちの戦国〜』、2014年放映の『軍師官兵衛』の時代考証を担当した。

小和田哲男の関連人物

学者偏差値ランキング 職業から有名人の出身卒業高校を探す

学者偏差値ランキング

県別高校偏差値

関東

北関東

関西

北海道/東北

甲信越

東海/北陸

中国

四国

九州・沖縄

おすすめコンテンツ

全国高校偏差値ランキング
職業から有名人の出身高校を探す
有名人の名前から高校を探す

全国自治体別高校偏差値ランキング