吉原正平の出身高校

吉原正平 プロ野球選手

吉原正平卒業高校
東筑紫学園高校 偏差値 福岡県高校偏差値ランキング
プロ野球選手ランキング
1123位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1989年9月14日生まれ

吉原 正平(よしはら しょうへい、1989年9月14日 - )は、千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手(投手)。

福岡県水巻町生まれ。 野球を始めたのは、10歳年上の兄が甲子園で行われる全国高校野球選手権大会に出場したことに刺激を受け、それをきっかけにして、小学2年生から伊左座ヤンキースに加入して始めた。野球を始めた時のポジションは遊撃手。 水巻南中学校時代は、水巻中央シニアに所属してプレー。

東筑紫学園高校に進学。高校時代は主に投手兼外野手としてプレー。打撃は長打力もあり中軸も任された。 2006年は抑えで活躍したが、その冬に行った走り込みの成果で2007年4月の北九州市長杯では直球146キロを記録。チームの2枚看板投手として活躍、3年夏の全国高校野球選手権大会福岡県大会でベスト8。打順は主に3番で長打が打てる打撃センスも光った。本格派右腕として県内でも注目されたが、プロ志望届は提出せず大学進学を選択。

東京農業大学食料環境経済学科に進学。東都大学野球リーグ2部で1年春から活躍。東都2部リーグでの通算成績は、72試合登板、15勝23敗、271奪三振、防御率2.89という成績だった。

大学卒業後は、社会人野球へと道を進め日本生命]に入社。同社野球部では1年目から活躍し、2012年都市対抗野球大会では、3試合に登板し2試合連続完封、2勝0敗防0.46、という成績でチームのベスト8に貢献する活躍を見せ、大会優秀選手賞を受賞し、若獅子賞獲得。日生野球部からの若獅子賞受賞者は、福留孝介以来2人目。同年の日本選手権では2試合に登板し、1勝0敗防御率0.79という成績で、チームはベスト8という結果となった。

2013年、ドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズから4位指名を受け、11月25日大阪の日本生命にて仮契約を結び、「中継ぎとして勝利の方程式に入るのを目標に頑張りたいと思います」と抱負を語った。契約金6000万円、年俸1200万円(金額は推定)、背番号は「40」。

2014年オープン戦では、主に中継ぎとして5試合に登板。投球回数6回で打者24人に対し、被安打4、被本塁打0、与四死球2、奪三振5、防御率0.00と安定した投球を見せ、同期入団の石川歩、吉田裕太、井上晴哉と共に、開幕一軍スタートとなった。 記念すべきプロ初登板は、開幕カード2戦目の対福岡ソフトバンクホークスで、7回裏から登板。2回を投げて打者6人に対し無安打無失点と好投し、捕手吉田裕太との新人バッテリーで結果を出してみせた。地元福岡での初登板となった吉原は「自分なりに楽しめた」と語った。 4月5日の対北海道日本ハムファイターズ2回戦(千葉マリンスタジアム|QVCマリンフィールド)で、7回表2-2と同点の場面で登板、無失点に抑えた直後の7回裏に鈴木大地の犠打でチームが逆転し、プロ入り初勝利を挙げた。今季のパ・リーグ新人で勝利投手は初(セ・リーグでは広島東洋カープの九里亜蓮投手が3月29日に初勝利)。この日組んだ同期の吉田裕太捕手とのバッテリーで挙げたプロ初勝利は、ロッテの新人バッテリーとしては1997年4月19の福岡ダイエーホークスでの竹清剛治と清水将海の新人バッテリー以来17年ぶりとなった。

小柄ながら鋭い腕の振りから投げられる最速151キロの伸びのあるストレートと、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップと多彩な変化球を持つ本格派右腕。先発・中継ぎとして期待が活躍され、伊東勤監督も投球を見て「実戦向きで即戦力」と評価している。

実家は「吉原電器」という電器店である。

高校時代にJR九州の練習に参加したことから大学はJR九州とコネクションのある東農大へ進学、さらに就職先もJR九州を希望していたが、最終的には「必要とされているから」と日本生命への入社を決断した。

2013年12月3日千葉市内のイオンモール幕張新都心店で行われた「日本生命 プロ野球選手トークショー」にて、契約金の使い道について「目が細いのでプチ整形しようかと父親に相談したところ、プチではすまないだろうと言われた」と会場の爆笑を誘った。 またこのトークショーでは日本生命からプロ入りする他の3選手(小林誠司、柿田裕太、井上晴哉)と共に全員揃ってオールスターに出場したいと目標を語っている。

ドラフト前の2013年4月に結婚、長男も誕生し、妻子持ちでプロ入りした。プロ入り時の入団会見では、長男が物心がつき野球が分かるようになるまで、自分が野球をやっている姿を息子に見せたいという目標も語った。

福岡県出身の吉原は、地元ヤフオクドームで行われた大ファンの安室奈美恵のライブで、「ライブ中もマウンドを見ながら、あそこで投げたいなと思っていた」という。

初勝利を挙げた4月5日の記念ボールは、西野投手の初セーブの記念ボールでもあるため、吉原本人は「半分に割るしかない」と語っていたが、西野投手から「勝ったのは吉原さんですから」と贈られたという。またその日の試合終了後に、本拠地QVCマリンフィールド外周の外ステージで行われたヒーローステージに登場した吉原は「今日のボールは真っ二つに割って、次に自分が勝って西野が抑えた時にそのボールも二つに割って、一つに合わせたらよいんじゃないか」と語り、観客を笑わせていた。

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