加賀美希昇の出身高校
加賀美希昇 プロ野球選手
- 加賀美希昇卒業高校
- 桐蔭学園高校 偏差値 神奈川県高校偏差値ランキング
- プロ野球選手ランキング
- 233位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1988年9月5日生まれ
加賀美 希昇(かがみ きしょう、1988年9月5日 - )は、神奈川県鎌倉市出身の元プロ野球選手(投手)。2016年シーズンからは、社会人野球のJR西日本でプレーを続ける。
逗子シニアで捕手を務めたが、桐蔭学園高入学後に投手へ転向。2年秋からエースとなったが、春夏とも甲子園の全国大会には出場できなかった。
法政大学人間環境学部への進学後は、硬式野球部で2年春からベンチ登録。2年秋からは主力投手になった。ちなみに、王子(王子製紙)を経て2014年に阪神タイガースへ入団した左腕投手の山本翔也は、加賀美の同級生で控え投手でもあった。
東京六大学リーグの公式戦には、通算で40試合に登板。16勝10敗、防御率1.97、223奪三振という記録を残した。法政大学の4年生だった2010年に開かれた第5回世界大学野球選手権大会には、当初日本代表に選ばれていた中央大学の投手・澤村拓一の故障による辞退を受けて、代替選手として代表に招集された。同大会では、リリーフで3試合に登板。韓国との3位決定戦では、4番手の登板で1回を無失点に抑えて、チームの銅メダル獲得に貢献した。
2010年10月28日、プロ野球ドラフト会議で、横浜ベイスターズから2巡目で指名。11月16日に、契約金8,000万円、年俸1,200万円(いずれも推定金額)で契約した。
2011年、即戦力として期待されたが右肘を痛め6月に手術を行う。10月にようやく一軍に昇格。10月19日の対阪神タイガース戦ではプロ初登板初先発で6回1失点の投球を見せ初勝利を記録した。6回には逆転の口火となるプロ初安打も記録している。
2012年、8月12日にプロ入り初の中継ぎとして登板し、シーズン初勝利をあげると、8月19日の中日戦では9回無失点の快投を演じ、延長で味方が逆転して2勝目をあげた。この年あげた3勝は全て中日からだった。しかしその一方で、3敗は全て巨人からである。
2013年、首脳陣から先発陣の一角を担うことを期待されながら、オープン戦での不調や脇腹痛で出遅れた。7月30日にようやく一軍へ登録されると、シーズン初先発になった8月29日の広島戦でシーズン初勝利。しかし、次に先発で登板した9月4日の阪神戦では、「いまひとつシャキッとしない投球だったので、けじめを付ける」として勝利投手の権利を得る目前(5回1アウト)で中畑清監督から降板を命じられた。結局、一軍公式戦には、8試合(先発で5試合)の登板で1勝4敗にとどまった。
2014年、先発投手として一軍公式戦5試合に登板したが、0勝3敗でシーズンを終了。この成績を背景に、入団以来付けていた背番号21を67に変更した。
2015年、一軍公式戦への登板機会がなく、10月4日に球団から戦力外通告を受けた。
2015年11月10日に、打者3人に対するシートバッティング形式の12球団合同トライアウト(草薙球場)に参加。1奪三振1与四球という内容で、打者3人を無安打に抑えた。さらに、JR西日本硬式野球部への入部テストに参加。このテストに合格したことから、2016年から同部でプレーを続けることが決まった。
腕が遅れて出てくるゆったりとしたオーバースローから、最速153km/h(プロ入り後の最速は149km/h)の速球に100km/h台の大きなカーブ、チェンジアップ、スライダーで緩急をつける。チェンジアップについては、本人の弁によれば、落差が小さいという。しかし、大石達也(埼玉西武ライオンズ投手)が早稲田大学時代に打者として加賀美と対戦した際に、「『ストレートだ』と思って振ったらチェンジアップだったというボールが多い」と驚くほどであった。
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