加藤幹典の出身高校

加藤幹典 プロ野球選手

加藤幹典卒業高校
川和高校 偏差値 神奈川県高校偏差値ランキング
プロ野球選手ランキング
325位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1985年6月4日生まれ

加藤 幹典(かとう みきのり、1985年6月4日 - )は、神奈川県横浜市出身の元プロ野球選手(投手)。

プロ野球選手で東北楽天ゴールデンイーグルスに所属した投手の加藤貴大は実弟。

小学校1年生の時、横浜市緑区少年野球連盟の寺山スネークスで野球を始める。横浜市立中山中学校では軟式野球部に所属。川和高校へ進学後は1年次の秋季県大会からエースピッチャーを務めた。3年次には内竜也、吉田幸央と共に「神奈川公立BIG3」と称された。

慶應義塾大学環境情報学部(SFC)に進学し投手陣の柱となり、1年次の秋のリーグ戦で防御率1.07と抜群の安定感を見せて5勝を記録し、チームの優勝に大きく貢献。更に最優秀防御率とベストナインを受賞した。第35回明治神宮野球大会にも出場し決勝戦で登板したが、準優勝に止まった。4年次には日米大学野球選手権日本代表に選出。語学にも優れる加藤は渡米の際に英語によるスピーチを行った。リーグ戦では最速150km/hのストレートと縦・横のスライダー、シュートを駆使した。リーグ通算64試合登板し30勝17敗、防御率2.14。21世紀初、20人目の30勝投手と慶應義塾野球部史上最多の371奪三振を記録。

2007年11月19日の大学生・社会人ドラフト会議では、大場翔太、長谷部康平と共に「大学生BIG3」と称され、前年の対六大学選抜戦での対戦経験もある東京ヤクルトスワローズから単独指名を受ける。指名当日には高田繁新監督が直接挨拶に訪れ、1週間後の仮契約では契約金1億円、年俸1500万円、出来高払い5000万円(いずれも推定)という好条件、更に石井一久の後継者として「16」の背番号を与えられ球団側の期待の高さを窺わせた。

2008年はセリーグでは唯一の新人開幕1軍スタートとなり、3月30日対巨人戦にてプロ初登板、7安打2与四球2失点で粘るも4回2/3で降板、初勝利はならなかった。 結局1年目は8試合に登板し防御率8.86と散々で、即戦力投手としての期待には応えられなかった。

2009年9月18日対巨人戦にてシーズン初登板。しかし、4連打の後に阿部慎之助に本塁打を浴び、1アウトも取れずに降板。2009年の登板はこれだけである。

2010年7月8日対阪神戦で約2年ぶりに先発登板し、5回3失点でプロ入り後初勝利を挙げた。ファームでもチームトップタイの7勝を挙げ防御率も5点台から3点台に改善した。

2011年シーズン前の 1月に8歳年上のフリーライター・松本小夜香と結婚。同年シーズンは中継ぎ5試合のほか6月29日の巨人戦に先発するも、初回に3ランを浴びるなど、大した結果を残せず降板(そのあと同点で引き分けに持ち込んだ)。翌日登録抹消され以降1軍登板なしに終わった。

2012年シーズンは一軍での登板はなく、10月2日に戦力外通告を受け、現役を引退した。

引退後は12月1日からヤクルト本社の宅配営業部で働いている。

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