安部司の出身高校
安部司 コメンテーター
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- 124位 / 140人中 コメンテーター別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1951年 - )は、日生まれ
安部 司(あべ つかさ、1951年 - )は、日本の食品添加物評論家である。
福岡県福岡市生まれ。NPO熊本県有機農業研究会JAS判定員。経済産業省国家資格水質第一種公害防止管理者。食品製造関係の特許4件取得。
山口大学文理学部化学科を卒業したのち総合商社の食品課に勤め、食品添加物のセールスマンとしてすぐれた成績を上げていたが、ある日、自宅の食卓に自分が開発に関わったミートボールを発見し、自分の子供たちに食べさせたくないものを自分が作っていたということに初めて気がつき、愕然とした。ほどなく会社を退職。
2005年、『食品の裏側 - みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社)を出版。現在は海外(中国、アメリカ、東南アジア)を拠点にした食品開発と、その輸入の仕事に携わっている。また年間150回を数えるほどの講演活動を日本全国で行っている。2009年、『なにを食べたらいいの?』(新潮社)を出版。
講演では、食品添加物やパウダー状の食品・香辛料を数十種類持ち込み、白い粉だけでできるインスタントラーメンのスープや、清涼飲料水の合成を実演して見せる。インターネット配信番組『博士も知らないニッポンのウラ』でも同様の実演をし、ホストの水道橋博士と宮崎哲弥を驚かせた。
グルメ漫画の『美味しんぼ』でも紹介された。また、インターネット配信番組『マル激トーク・オン・ディマンド』第262回などのメディアで紹介されている。
添加物の毒性を訴えるつもりはないという。「そんなことを言ったらすぐに食品会社に「その根拠を示せ」と突っ込まれます」「しかし、添加物が間接的にもたらす害を言うことは出来る」「まず糖分・塩分・油分の取りすぎです」(『美味しんぼ』第101巻より)
食品添加物のおかげで、「安い」「簡単」「便利」「美しい」「オイシイ」という現在の加工食品が成立している。これをメリットとして認めつつも、このことに無自覚で、人工的な味に慣れきっている消費者たちの自覚をうながそうとする(『なにを食べたらいいの?』)。
ウェブサイト(日経BP社『SAFETY JAPAN』)のインタビューでは以下のように述べている。
「(食品添加物を利用することで実現した)簡単で便利な生活もいいけれど、その代償として失っているものは確実にあります。それが何なのか、本当にこのままでよいのか。この辺りで立ち止まって、一度きちんと考えてみてはどうでしょうか。私の話がそのきっかけになるのであれば、それが一番うれしいことです。」
フリー科学ライターの松永和紀は著書『メディア・バイアス』で、多くのメディア(テレビ・週刊誌など)がこの本に書かれていることを鵜呑みにして伝えたことを批判し、
と書いている(この批判に対し『博士も知らないニッポンのウラ』に出演した際、「一般の主婦の方にも理解しやすいようにという考えから化学的論証を省略したため、誤解を招く点があったかも知れず、申し訳なかった。」という内容で番組内において謝っている)。
毎日新聞編集委員の小島正美も著書『誤解だらけの「危ない話」』で、「それ(安部の主張)を聞いて、そのまま素直に記事にする記者たちの思考」や「安部氏を講演会に招いて、食品添加物の恐怖を伝えさせている地方自治体の思考」を問題にし、
と書いている。
鈴鹿医療科学大学教授の長村洋一は、2007年には自身が設立した健康食品管理士認定協会の会報上で、直接名指しはしないまでも、以下のように批判している。
また長村は、2010年にはWebサイト「FoodScience」(日経BP社)の記事で実名を挙げて、公的機関である枚方市の消費生活センターが安部の講演会を開催することの問題点を指摘している。
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