大島洋平の出身高校
大島洋平 プロ野球選手
- 大島洋平卒業高校
- 栄高校 偏差値 北海道高校偏差値ランキング
- プロ野球選手ランキング
- 716位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1985年11月9日生まれ
大島 洋平(おおしま ようへい、1985年11月9日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手(外野手)。
小学4年から「名古屋平針HBC少年野球クラブ」で軟式野球を始め、中学時代は硬式の少年野球ボーイズリーグ「東海チャレンジャー」で投手兼外野手として活躍。愛知・享栄高等学校では投手兼外野手、最後の夏は1番・投手で出場。駒澤大学では外野手に専念。大学野球の中でもハイレベルといわれる東都リーグで2006年秋から3季連続で打率3割を超え、2007年秋には打率.395で首位打者を獲得した。リーグ通算83試合出場、255打数74安打、打率.290、1本塁打、20打点。ベストナイン2度受賞。
大学卒業後は日本生命に入社し、社会人野球の道へ。入社1年目から1番打者に定着し、2008年11月に開催された日本選手権大会でも打率.563で首位打者となっており、この年の社会人ベストナインを受賞。
2009年のドラフト会議で中日ドラゴンズから5位指名を受け入団。夫人とは日生時代の2009年3月に結婚、6月に長男が誕生していたので入団会見には妻子も同席。他の入団選手達が一軍昇格を目標にする中、「小さい頃から憧れていた球団に入団できて嬉しい。開幕一軍で出場できるように頑張りたい。できるだけ早くレギュラーをとりたい。将来は立浪さんのように40歳まで野球を続けたい」とより具体的な目標を示した。家族がいる身で安定した社会人生活を捨てて厳しい競争をするプロの世界に飛び込むことについては相当悩んだという。しかし、最終的には妻に後押しされ「同じ世界で勝負したい」とプロ入りを決意した。中日の新人選手は、独身寮の昇竜館で入団会見の翌年1月から生活を始めることになるが、大島は結婚をしていて既に子供もいる為に入寮は免除された。
2011年は、開幕戦に7番・中堅手でスタメン出場。しかし、その後は打撃不振に陥り、その間に平田良介や野本圭の活躍もあり、5月21日に二軍降格。昇格後は主に8番・中堅手でスタメン起用される事が多くなり、前半好調だった野本の不振も重なりその後はスタメンに復帰。8月13日にプロ初本塁打を記録。最終的には96試合の出場に終わり、規定打席には届かなかったが、打率.243・3本塁打・18打点をあげて8番・中堅手に定着。ゴールデングラブ賞も受賞した。前年好成績を残した日本シリーズではチーム唯一の盗塁をしたものの1安打に終わった。
2012年は、中堅手として荒木雅博と1・2番を任され、初めてシーズン全試合に出場した。当初は荒木が1番で大島が2番だったが、荒木の不調もあってシーズン中盤からは1番に定着した。俊足を生かし、入団1年目に付けていた背番号と同じ32盗塁を記録し盗塁王に輝く。打撃面でもプロ3年目にして初の規定打席到達、チームの規定打席到達者では唯一の3割台を記録し(リーグ3位)、安打数も最多安打を分けあった巨人の長野久義と坂本勇人に次ぐ1本差である172本を記録し大きく飛躍した。その一方で、打点はわずか13にとどまり、この年の規定打席到達者の中で最少であった他、2リーグ制以降の記録を見ても歴代3位タイに入る少なさであった。オフの11月6日に、「侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」」の日本代表が発表され代表入りした。名古屋市内の病院を慰問した際の質問コーナーでは将来的なメジャー挑戦志向があることを明らかにした。12月4日に、第3回WBC日本代表候補選手34人が発表され候補入りした。
2014年は開幕から首位打者争いをするなど好調ぶりを見せていたが、7月半ばに左脇腹を痛めてから不振に陥る。それでもリーグ4位の打率.318、球団タイ記録となる186安打、チームトップの28盗塁を記録した。オフには、2年ぶりにゴールデングラブ賞も受賞した。また契約更改では、落合博満GMが就任してから初の保留者となった。契約更改の席では落合博満GMに「今年の守備じゃ俺だったら使えない」と言われた。また、ドラフトで友永翔太と井領雅貴を指名したことについて触れ、「お前がそんなだから獲った」と言われた。
2015年2月16日に、「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の日本代表に選出された事が発表され、小久保裕紀が日本代表監督に就任してから初めての選出となった。7月16日に、第1回WBSCプレミア12の日本代表第1次候補選手に選出された事が発表された。オフ打率2割6分、147安打など打撃成績は軒並み昨季を下回ったが、自己最高の6本塁打を放ち、11月13日の契約更改では4年連続で規定打席に到達したことが評価され、1600万円増の9000万円でサインした。
ボールを手元まで引きつける打撃を持ち味とし低めの変化球を右方向に運ぶ技術に長け、タイミングを崩されてもヒットゾーンに運ぶ技術を誇る。
走塁面では50メートル6.0秒、一塁到達3.80秒の俊足を備え、2012年に盗塁王を獲得している。しかし立浪和義や高代延博などからは、脚は速いが走塁技術に問題があると指摘されている。実際に通算の盗塁成功率は68%と低く、本人も「8割くらいは」と語っている。
外野守備では俊足と的確な打球判断で広い守備範囲を誇り、遠投115メートルの強肩も備える。赤星憲広が日本のプロ野球界でナンバーワンの外野守備と評するなど非常に評価が高い。中堅定位置付近で苦手な打球方向が少なく、2010年にはUZR9.7を記録。2012年には守備イニング1000以上の中堅手で両リーグ2位のUZR17.4を記録した。
同僚の野本圭と2010年まで在籍していた新井良太(現・阪神)は駒澤大学時代の先輩で、1学年上の野本からは直接指導も受けた。中日入団後に目標とする選手を聞かれた際は、自分と同じ左打ちで外野手の野本をライバルに挙げている。
2010年の『東海ラジオ ガッツナイター』で、「大島パパ、頑張って!」という女性ファンの掛け声とともに『ルーキー』(玉置浩二)のサビが流れ、大島のインタビューが放送された。これは入団後に『ガッツだ!ドラゴンズ』(東海ラジオ)で「期待する若手選手」というアンケートをファンにとり、番組内の結果発表の時に初めて使われた。
2011年、2012年シーズン前はCBCテレビの『YANASEスペシャル がんばれドラゴンズ』に出演したが、ジェスチャークイズでは毎回ジェスチャーが下手である事をいじられる。 弟が2人いる。
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