ヨコタ村上孝之の出身高校

ヨコタ村上孝之 学者

ヨコタ村上孝之卒業高校
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学者ランキング
459位 / 1027人中 学者別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1959年4月5日生まれ

ヨコタ村上 孝之(ヨコタむらかみ たかゆき、1959年4月5日 - )は日本の比較文学者、ロシア語学者。大阪大学言語文化研究科言語文化国際関係論講座准教授。旧姓名は村上 孝之。自称Takman, Cool Dudeことカッチョマン孝之。

1978年六甲高等学校卒業。1982年、東京大学教養学部教養学科ロシア分科卒業、同大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻修士課程入学。1984年に修士課程修了。修士論文「ロマンティック・ラブの発見─二葉亭四迷の場合」で文学修士取得。博士課程に進学するが1988年博士課程単位取得退学、大阪大学言語文化部講師。

1990年9月から1992年9月まで日本学術研究会海外特別研究員として米国プリンストン大学比較文学科で研修。1994年、"Don Juan and Iro-otoko: On the Problematics of Comparative Literature"により プリンストン大学にてPh.D.(比較文学)を取得。同年から大阪大学言語文化部助教授、2007年同言語文化研究科准教授。

2007年、『色男の研究』によりサントリー学芸賞(風俗・社会部門)受賞。近代的な「恋愛」よりも、近世的な「色ごと」のほうが優れていると主張している。

ヨコタ村上という苗字は、日系アメリカ人女性ジェリー・ヨコタ(Gerry Yokota; 大阪大学言語文化研究科教授)と米国で結婚した際に創設した結合姓。日本に帰国してから家庭裁判所に申し立てを行い、正式の戸籍名をヨコタ村上と変更し、離婚後も使用している。

2000年5月、当時大阪大学の院生だった女性と自らの研究室で性交渉を持った件につき、2008年11月、女性から大阪大学にレイプの被害申告をされる。このことを『週刊新潮』2008年11月17日号が"「研究室でレイプ」と告発された「阪大有名准教授」3度の結婚トラブル"と題して報道したため、ヨコタ村上は2009年4月19日、同誌に対する民事訴訟を大阪地方裁判所に提起。大阪大学の学内調査ではレイプの事実は確認されなかったが、「疑わしい状況をつくり出し、風紀を著しく害した」との理由により、2010年3月24日、停職6ヶ月の懲戒処分を受けたことが公表された。その後、ヨコタ村上は大阪大学に対しても民事訴訟を提起し、処分取り消しを求めていたが、2011年9月15日、大阪地裁はヨコタ村上に勝訴を言い渡した。その後、大学側が大阪高裁に控訴し、大阪大学の逆転勝訴となった。ヨコタ村上側は最高裁に上告したが、2013年1月31日付で却下され、これにより「停職6ヶ月」の処分が確定した。 新潮社(週刊新潮)との訴訟は、2012年1月、大阪地裁で「大学院生の意に反した性交渉があり、内容は真実」と認定されヨコタ村上が敗訴したが、2012年7月27日には大阪高裁で事実上の敗訴となる和解が成立した。和解条項には「(新潮社は)記事の見出しの『レイプ』が強姦の意味に理解されていることを認め、この点での事実がなかったことを認める」との文言が盛り込まれており、週刊新潮編集部は「記事の誤りを認めたわけではなく、言葉の使い方の問題だ」とコメントしている。

比較文学者の小谷野敦はヨコタ村上の紹介で阪大言語文化部に就職したが、のちヨコタ村上のセクハラ事件および学問上の対立を機に激しい批判を展開している。

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