ファンキー末吉の出身高校

ファンキー末吉 ミュージシャン

ファンキー末吉卒業高校
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性別
男性
生年月日
1959年7月13日生まれ

ファンキー末吉(ファンキーすえよし、1959年7月13日 - )は、香川県坂出市出身のミュージシャン、ドラマー、文筆家。本名は末吉 覚(すえよし さとる)。ファンキーとは自身がファンク指向であったことから付けられた芸名である。

香川大学教育学部附属坂出中学校、香川県大手前高等学校卒業、神戸商科大学(現・兵庫県立大学)管理科学科中退。

1980年にアマチュアバンド「爆風銃」(バップガン)をホッピー神山と結成。メンバーの入れ替えを繰り返すが、1982年のヤマハ・イーストウェストで出会った「スーパースランプ」(当時)のボーカルサンプラザ中野、リードギターのパッパラー河合を勧誘し、直前に爆風銃に加入していたベースの江川ほーじんとともに爆風スランプを結成した。

以降、1998年の活動休止に至るまで、爆風スランプのドラムおよび作曲を担当した。また、パーカッションを演奏することもあった。当初はアフロヘアーであったが、髪型を変えた際に一時期Newファンキー末吉とクレジットされたことがある。現在も長髪である。

爆風スランプの活動と並行し、ジャズのステージにも立つなど、多方面で活動。爆風スランプの活動休止後、1999年に二井原実(LOUDNESS)らとともに「X.Y.Z.→A」を結成。また、「夜総会BAND」のドラマーとしても活動する。

1990年には当時アングラ的存在であった中国のロックシーンに触れる。この体験に基づく小説を著すとともに、中国でスタジオ・ミュージシャン、音楽プロデューサー(サザンオールスターズの北京公演も彼のコーディネートによるところが大きい)などの仕事を手がけるようになる。中国人女性と結婚したこともあり、2001年には生活の場を北京に移し、中国を拠点として活動するようになった。こうした経緯から中国語に堪能であり、中国語会話に関連した著作もある。1999-2000年にNHK教育テレビの『中国語会話』にレギュラー出演した。

1997年、SMAPの香取慎吾主演の映画『香港大夜総会 〜タッチ&マギー〜』(東宝)において、サウンドトラックを担当。楽曲の演奏メンバーは夜総会BANDのメンバーが中心となっている。

2006年、中国映画『瘋狂的石頭(クレイジーストーン)』(寧浩監督)の音楽を担当。この映画は中国全土でヒットし、東京国際映画祭でも上映された。

2007年、北朝鮮で(合法的に)ロックバンドを作るプロジェクトを開始した。既に何度か北京経由で渡航している。そのプロジェクトは『NEWS ZERO特別版 "北朝鮮でロックする!"』(日本テレビ)でドキュメンタリーとして放送された。

2009年5月、東京都八王子市に「Live Bar X.Y.Z.→A」を開店した。

2010年、演劇ユニット・プロペラ犬の演劇公演『アウェーインザライフ』の音楽監督を担当。

2011年10月、『美男ですね』の舞台で楽器指導を担当。

2011年、爆風スランプのトリビュートアルバム『We Love Bakufu Slump』(2011年12月25日発売)をプロデュース。参加メンバーはアースシェイカー、生田ノブヤ(ノイズファクトリー)、石川俊介(聖飢魔II)、内田雄一郎(筋肉少女帯)、梅原"PAUL"達也(44マグナム)、X.Y.Z.→A、王様、サンプラザ高円寺くん、渡辺英樹・田口智治・笠浩二・米川英之(C-C-B名義)、曾我泰久・加賀八郎・衛藤浩一(THE GOOD-BYE)、田中雅之(ex.クリスタルキング)、デーモン閣下(聖飢魔II)、ホッピー神山、三井雅弘(ex.Tops)、山下昌良(ラウドネス)、ロリータ18号など。

さらに、前述のアルバムにACE、CRACK BANQEST、ROLLY、ザ・キャプテンズ、オズ、和佐田達彦、山本恭司、話音(野村義男+力石理江)らが新たに参加した『爆風トリビュートComplete』を2013年1月15日にリリース 。

2009年5月に「Live Bar X.Y.Z.→A」を開店させてからしばらくして日本音楽著作権協会(JASRAC)から著作権料の支払いを求める手紙が届いたが、手紙の内容をみた末吉が不可解な料金徴収法に対し激怒した。

末吉曰く「これではヤクザのみかじめと同じである。ちゃんと著作権者に分配しろよ!!」と憤っており、弁護士にも相談、JASRACと長期間に渡る交渉を行う事を決意した。具体的には、自らのバンドであるX.Y.Z.→Aに関するJASRACからの分配額のうち、ライブハウスの演奏・カラオケなど「社交場」カテゴリーの分配額がゼロであることに対し「X.Y.Z.→Aはこの10年で300本ぐらいライブをしているのに、印税が全くないのはおかしい」と疑問を持ったことが発端であるとしている。

2009年11月にサイゾーで取りあげられた事がmixi等で話題になったことで末吉はネットユーザーの間で時の人となったが、末吉自身は話が大きくなっていることに困惑している事をブログで告白しており、「別に喧嘩を売ってるわけではない」とのこと。

2010年6月の日刊サイゾーでのインタビューでは、自らも『Runner』の作曲者として印税支払いを受け、同曲の遠藤真志によるカバーバージョンがダイハツ・ムーヴカスタムのCMに使用された際には「トータルで八王子に家が買えるぐらい」の印税を得るなど、JASRACから相応の恩恵も受けていることを明らかにしつつ、今後JASRACの分配額決定方法について公開の話で第三者も交えた議論を行い「時代に合った新たな徴収方法」を模索することが必要だとの見解を示した。

2012年2月13日、JASRACからファンキー末吉(他)に対して調停が申し立てられた。

2013年4月15日、JASRACはこの調停を一方的に不成立とした。

2013年10月31日、JASRACはプレスリリース「ライブハウスの経営者に対し著作権侵害行為の差止めと損害賠償を請求」を公開した。

2013年11月21日、JASRACはファンキー末吉に対して「著作権侵害差止等請求事件」という訴訟をおこした。

2013年12月14日、ファンキー末吉に対するJASRACの訴訟はスラップではないか? との立場から、ファンキー末吉 支援者の会が立ち上がった。

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