きだみのるの出身高校
きだみのる 学者
- きだみのる卒業高校
- 偏差値 高校偏差値ランキング
- 学者ランキング
- 757位 / 1027人中 学者別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1895年(明治28年)1月11日生まれ
きだ みのる(本名・山田吉彦 1895年 1895(明治28)年1月11日 - 1975年 1975(昭和50)年7月25日) は鹿児島県奄美大島出身の小説家、訳者 翻訳者。若年期は転居、家出、旅を多くする。アテネ・フランセ創設者のジョセフ・コットに身近く薫陶を受け、後には仏語教師として自らもアテネ・フランセの教壇に立つなどした。開成中学~慶應義塾大学中退後にパリ留学。ソルボンヌ(パリ大学)でマルセル・モースに師事し社会学・人類学を学ぶ。帰国後は戦中戦後の長期に亘り、東京恩方村にこもるようにして暮らすことになる。1948年 1948(昭和23)年『気違い部落周游紀行』で第2回毎日出版文化賞を受賞する。(冨山房百科文庫31で再版、1979年)アカデミックな分野への貢献と土着の平凡な市民生活への眼差しとの双方を持ち、広く国内外を旅し、戦前戦後の社会の激動を身をもって体験する立場にもしばしば際会した事から、それらの経験は深刻で説得力のある痛烈な社会批判も可能としたはずであるが、著作中では敢えてそれをせず、いささかの例外はあれど落ち着いた諧謔味ある文体を常とした。また、自由を好み束縛を嫌う性向があり、中途までエリートコースを歩んできながら、社会的「大成」を目標とすることに対し、生涯に亘り少なからぬ忌避感があった事が見て取れる。
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